【所信】子どもに伝えるべき事

2010年12月30日 木曜日

【わんぱく相撲実行委員会 委員長】 小澤 正昇

 今年度、わんぱく相撲実行委員会の委員長を務めさせていただくにあたり、相撲を通じての健全な青少年の育成とはいったいどのような事なのかを考えた時、ゲームやインターネットの普及によりそれらを通してのコミュニケーションが中心となってしまっている子ども、そしてそのために同じ地域に住む人々と関わりを持つ事が少なくなり、人の温かみや厳しさ、目上の人に対する言葉使い、礼儀を知る機会が減ってしまっている子ども達にそれらの大切さ重要さを伝えていく事ではないかという考えにたどり着きました。そして、現代においては、大人達が子どもに何かを伝える場、親と子の絆を育む場というものも減ってしまっていると感じ、相撲大会、練習会により子ども達とふれ合う時間を多く持つ事のできるこの機会に、それらの場を提供していく事も必要ではないかと考えております。
 そのためには、「わんぱく相撲大会」という事業全体を通し、私たち社団法人所沢青年会議所のメンバーを中心に各校区の育成会の方々、各地域の大人が先頭に立ち、日本の国技である相撲が重んじる「礼節」、礼に始まり礼に終わり、自分の体一つで相手と組み合い勝った時の喜び、負けた時の悔しさ、負かした相手へ手を差しのべるといった思いやりの精神を伝え、仲間たちと切磋琢磨する事により生まれる友情関係を教えていきます。さらに、大人が子どもと積極的にコミュニケーションを図る中で、私たちが育ってきたところざわにはどのような歴史や伝統があり、どれだけすばらしいまちなのか知ってもらい、子ども達にところざわについて興味や関心を持たせ、郷土愛を育んでまいります。また、子どもが相撲の取り組みの中で負けまいと頑張り、その姿を見た親が自分の子を一生懸命応援する事により、新たに親子間での絆が生まれるような場を提供していきます。
 さて、本年は所沢場所の他に「第11回わんぱく相撲埼玉ブロック大会」以来、二度目であり節目でもある「第20回大会」が所沢の地で開催されます。この大会は埼玉県内の10の各青年会議所で行われた「わんぱく相撲大会」からの代表である子ども達が一堂に集まり、この大会のために練習してきたものをいかんなく発揮し、業を競い、そして違う地域に住む子ども同士の交流という普段では味わう事の出来ない貴重な経験の場としたく思っております。そして、私達は他の青年会議所の方々をところざわの地へお招きし、共に協力しコミュニケーションを図りながら大会を運営していきます。
 わんぱく相撲実行委員会では、本年で32回目と諸先輩方や関係者各位の皆様のご尽力により、今や(社)所沢青年会議所の伝統事業となった「わんぱく相撲大会」を引き継ぎ、成功で終える事ができるよう、三浦副理事長、當摩室長のご指導を仰ぎつつ、同室の松澤委員長と共に力を合わせ一年間邁進していきたく思っております。