近代日本人の価値観

2012年2月24日 金曜日

皆様こんばんわ。  昨日、行田青年会議所の公式訪問例会に出席させていただきました。  「第一義」~歴史から紐解く義と人間力~をテーマに、林 英臣氏を講師に迎え例会が行われました。 講演内容にも後ほど触れさせていただきますが、気持ちのこもった司会、理事長挨拶など非常に緊張感のある、見習うべき点の多いセレモニーでありました。

講演は、「因果」=原因があって結果があるという話から始まり、近代日本人の変わってしまった価値観や精神性を憂い、「義」の大切さや日本人が本来持っていた精神を取り戻そうという内容でした。 日本人の価値観や精神性が変わってしまった原因、日本人が小粒になってしまった理由は、明治維新後に西欧化が進んだことによるものであるとのことでした。

・デモクラシー(民主)→本来、民本主義と訳すべきで「民が本となる政治」であらねばいけない言葉が「民が主(あるじ)」と解釈され、志士・人物の否定、平等の意味をはき違え、横並びでリーダーが不在となった。

・リベラリズム(自由)→個人勝手主義。個人が一番大事という価値観。

・権利思想→義務を放棄し権利を主張、社会と相手を訴えてばかり。

・資本主義→拝金主義、金持ちが成功者。

・社会主義→国家の否定、歴史的権威や伝統文化の否定。

・近代科学→物質を偏重し、精神を否定。部分観。

このような事柄から日本人の価値観が大きく変わったとのことでした。

では、日本人が本来持っていた精神とは何か? 「お互い様」という支え合いの心、「どうぞお先に」という譲り合いの心、「お陰様で」という感謝報恩の心、「勿体ない」という物を生かす心、自然の恐さを知っていた「畏敬の念」、そして、命を懸けられる第一義を重んじた「武士道精神」ということであり、「義」とは、私心や私欲を捨てられることが前提の筋の通った考え方や生き方のことであるとのことでした。  改めて考えてみると忘れかけていた部分があるなと感じましたし、とても考えさせられる内容でした。 こうした日本人独特の精神や感性というものは、現代を生きる今だからこそ大切にしていかなければいけない事柄であると思いますし、未来を担う子ども達に是非とも引き継いでいかなければいけない精神であると思いました。

メンバー皆様も、自分の身の周りをあらためて振り返ってみて、考えてみてはいかかがでしょうか。