理事長所信

2013年12月27日 金曜日

5x7 理事長 井関 克行

 

【利他の心を持って】

~我がまちところざわとそこに暮らす人々の役に立ちたいと願う心を持って行動しよう~

 

2013年に公益社団法人所沢青年会議所は、創立50周年という大きな節目の年を迎えました。半世紀に渡り、組織が存続するという事は大変意義深いと思います。そして、我々は2014年度さらなる未来に向け、どのような考え方の下、行動をしてゆけば良いのか改めて考えさせられます。また、所沢青年会議所の歴史は、我々の住むところざわというまちをもっと良くしたい、誇るべきまちにしたいという強い想いと高い志で積み上がってきたものです。そして、今50年という所沢青年会議所の歴史と伝統に感謝すると共にこのまちに対する想いを引き継ぐべく、これからの我々の活動・運動の中で実際の行動として示してゆかなければならないのです。

そうした中で一番重要になってくるのは、我々がどういう姿勢で青年会議所の活動・運動に臨むかという事です。2011年に発生した東日本大震災の際には、諸外国から私心を捨て困っている誰かの為に行動する日本人に対して、最大限の称賛が送られた事は皆様の記憶にも新しいと思います。被災者の方々が身を持って示して頂いた「利他の心」こそ日本人の誇りであり、本来日本人が持ち合わせている相手を思いやり誰かの役に立つ事を喜びとする麗しい良心です。このような心を私は大事にしてゆきたいと考えます。我々が我がまちの為に、情熱を持って、持てる力を惜しみなく発揮し、このまちを良くしたいという熱い想いをメンバー全員で共有し行動する事が必要です。つまり、利他の心を持ってまちづくりに取り組まなければならないのです。

 

 

【魅力に溢れ、活気と賑わいのあるまちところざわの創造に向けて】

~我がまちところざわの為に、尽くす事を楽しみ喜びとしよう~

 

ところざわというまちは他市に比べて多くの魅力に溢れ、恵まれたまちだと私の眼には映ります。そして、このような環境に感謝し、このまちに誇りと愛着を持っています。だからこそ、このまちをもっと良くしたい、今住んでいる人にはこのまちをもっと好きになってもらいたい、市外の人からも魅力的なまちとして映るようにしたいと強く想うのです。このような考えを持つ人がもっと多くなればこのまちは、もっと活気と賑わいに溢れ今後も成長発展してゆけるのです。

我がまちところざわは、他市にはない誇るべき魅力が数々あります。それは「航空発祥の地」、「武蔵野の豊かな自然」、「ところざわ固有の食」など、ところざわの「たから」として存在します。このような「たから」をさらに磨き上げると共に、魅力を融合したり、様々な角度からスポットライトを当て事業を展開する事で、ところざわというまちを活性化できるのです。そこで、まず我々が愛着を持っているところざわの為に、所沢青年会議所メンバー一人ひとりが、利他の心を持って、まちづくりに尽くす決意が必要ですし、それを喜びと感じられるようになりたいのです。また、我々青年会議所単独で事業を行うだけでなく、その効果を最大限に引き出すべく、まちづくりに対して志を同じうする行政をはじめとする関係諸団体にも我々の想いを伝え、連携・協力をしてゆく事が必要です。

我々の住むまちを良くする事に反対する人はいないでしょう。「ところざわ」を良くしたい、楽しいまちにしたいという想いを、メンバーはもとより多くの人々で共有し、市内外に伝播して行きましょう。このような地道で継続的な取り組みこそが、ところざわを単に便利なまちから、行ってみたい、住んでみたいというまちにイメージを変え、永続的にまちを活性化させ、活気と賑わいに溢れるところざわの実現に繋がるのです。

 

 

【ところざわの未来を担う子ども達の為に】

~思いやりという日本人古来の心を持った子ども達になってもらう為に行動しよう~

 

昨今、世間を騒がせている若者や子ども達による衝撃的な事件は、道徳性や向社会性の欠如が問題だと考えられており、他者に対する「思いやり」を柱とした心の育成が社会から求められています。

人は生まれてきた瞬間は、どういう人間になるか決まっているわけではありません。社会人としてどのような大人になるのかは、その人が育った環境に依るのだと思います。つまり、親として地域の大人として模範となる言動を示し、子ども達とどう接してどのような教育をしてゆくかが極めて重要なのです。我々大人は子ども達に対して、人は一人では生きてゆけない事、必ず誰かの助けを得て生活ができているという事や、社会で生活をする中ではルールを守り我慢も必要だという事など、社会で生活をする上では、必ず相手が存在し、相手に対して思いやりの心を持つ事が大切だと教えてあげる必要があるのです。思いやりの心は、円滑な人間関係を育むのに必要不可欠であり、人格形成の柱なのです。

子ども達には自分達だけ良ければいいという考えではなく、相手に迷惑をかけないのはもちろんの事、相手の為、誰かの為にと考えられる人、つまり、誰かの役に立ちたいという利他の心を持った人になってもらいたいのです。そして、ところざわの明るい豊かな未来を担ってゆく人材に子ども達が成長してもらう為に、我々は大人として、子育て世代の親としての責任を自覚し、日本人が本来持っている他人を思いやる気持ちや寛容さという道徳観を持ち、育ててもらったところざわというまちに対する誇りを醸成するような活動・運動に取り組んで参ります。

 

 

【青年経済人として愛する地域の為に】

~利他の経営で自社を成長・発展させ、明るい豊かなところざわの実現に繋げよう~

 

いわゆるアベノミクスにより株価が上昇し、経済回復の兆しはみられるものの、我々の住む地域経済は依然として先行きが不透明な状況です。また、メンバーの会社の多くは中小企業でありますが、大企業の寡占化が進む中で厳しい経営環境の中にあります。しかし、こんな時代だからこそ、日本の企業数で99.7%を占めると言われる地域に根差した中小企業としての役割は極めて大きいと考えます。自社を成長・発展させ、地域経済活性化へ貢献してゆく事が必要なのではないでしょうか。その為にも今こそ事業に対する熱い想いを再確認し、誰の為に、何の為にという本来有している企業としての役割、存在価値を見直してみるべき時なのです。

昨今、CSR(企業の社会的責任)が大企業だけでなく中小企業にも求められる時代ですが、単に我々を取り巻く利害関係者に責任を持つだけでなく、どうやったら我々企業と関係するお客様、お取引先、社員、地域社会の役に立てるか、喜んでもらえるか、そのような理念の下、事業を構築してゆく事が求められているのです。つまり、経営とは利他行であり人々を幸せにする行為なのです。我々は、青年経済人として地域経済を牽引していく責任を自覚し、経営者としてのスキルアップを図る事で、我々の企業を元気にし地域経済を活性化すると共に、明るい豊かなところざわの実現に繋げて参りましょう。

 

 

【青年会議所でしか得られない仲間づくり】

~相手の立場に立ち、思いやりの心を持って仲間づくりをしよう~

 

青年会議所は、仕事においても家庭においても非常に忙しい人達の集まりです。折角メンバーの貴重な時間を使うのですから、より有意義な活動・運動にしなければなりません。その為にはそれぞれの立場を思いやり、仲間同士協力をしてゆく事が必要です。青年会議所活動は、得るものが大きい分だけ大変な事も沢山あります。苦労した分だけ、相手の苦労も分かるはずです。私自身も委員長時代や事業で悩んでいる時、困っている時、自分も色々青年会議所の事業や仕事を抱え忙しいはずなのに、こちらからお願いしなくても「手伝うよ」と協力してくれた仲間の存在は大いに勇気付けられました。今でもその恩と感謝の気持ちを私は忘れません。そして、今度は私が他のメンバーにそのような姿勢で臨もう、誰かの役に立ってゆかなければと思うようになりました。相手を思いやる気持ちを持ち、共に苦労してこそ真の友情が生まれるのです。そのような関係は、組織の繋がりをより強固なものにし、力強い青年会議所活動・運動が出来るのです。

人は一人では決して生きてゆけません。相手の気持ちを尊重し、青年会議所でしか得られない友情を育み、結束力を高めてゆきましょう。また、我々メンバーが青年会議所活動・運動を行えるのも、家族や会社の社員の支えがあってこそ成り立つものです。そういう人達の存在のありがたさを忘れず、感謝の気持ちを持って日々行動して参りましょう。

 

 

【青年会議所活動・運動の効果を最大限に高める為に】

~志を同じうする仲間を増やし、このまちの成長・発展に繋げよう~

 

全国的にも会員数の減少が続いておりますが、所沢青年会議所においても、最盛期に比べると会員数は減少致しました。仕事の都合や家庭の事情等で、青年会議所に入会する事を懸念する人が多いのが現状です。青年会議所は20歳~40歳までの異業種の集まりであり、現状の社会的地位を抜きにして、みんなが平等に同じ目標に向かって本気で臨む団体は青年会議所しかありません。だからこそ、同じ価値観の下、切磋琢磨し人間としての器を大きくし、自己成長する事ができるのです。そして、自分達の住むところざわというまちをより良いまちとする事ができるのも青年会議所なのです。青年会議所は、一生懸命活動・運動した分だけ、必ず自分にプラスになって返ってくる団体です。その事を、メンバー一人ひとりが再認識し、青年会議所活動・運動の意味、すばらしさを伝えてゆきましょう。組織を存続させ、その活動・運動の効果を高める為にも、全員で会員拡大に取り組んで参ります。

 

 

【未来永劫、必要とされる青年会議所である為に】

~ところざわの明るい豊かな未来に向けて、全力で青年会議所活動に取り組もう~

 

青年会議所活動は、仕事も家庭もある中で大変な部分も多々あります。けれども、時間の使い方であったり、スケジュールの立て方であったり、社員や家族に対しての配慮や心遣いをする事で、青年会議所活動と仕事や家庭との両立は可能だと考えます。また、「若い時の苦労は買うてもせよ」という諺にもある通り、苦労した分だけ必ず自分にプラスになる訳ですし、様々な経験を積む事は、後々の人生の中で大きな財産になります。そして、その苦労が自分達の愛するところざわの為になるものであれば、こんなにすばらしい事はないですし、まちづくりの成果が出れば、達成感ややり甲斐にも繋がります。さらに、我々の活動・運動が感謝されるようなものになれば、何よりの喜びになるはずです。

ところざわと我々の明るい未来を信じて共に頑張りましょう。

 

今年度、私は(公社)所沢青年会議所のリーダーとして、利他の心を持って、我がまちところざわの明るい豊かなまちづくりに向けて全力で取り組んで参ります。そして、先輩諸兄が取り組まれてきたように、時代のニーズや社会問題を的確に読み取り、青年としての「英知」と「勇気」と「情熱」を結集し、我々の持ち味である行動力を持って、次代の歴史を創る推進者となるべく青年会議所活動・運動に邁進致します。すべては、ところざわに暮らす人々に喜んでもらい、笑顔になってもらう為に。