【所信】絆

2010年12月30日 木曜日

【副理事長】 三浦 峰高

 日本は、『20世紀の奇跡』とも言われる高度経済成長を成し遂げ、大きく社会環境を変化させてきました。この社会環境の変化の影響は、子どもを取り巻く育成環境にも影響を与え、私たちが子どもの頃と今現在の子どもたちとの環境の違いは、すぐに思い浮かぶと思います。
 では、この子どもたちに与えた環境の変化は、良い方向に向かっていったといえるのでしょうか?
 現在、未来を担う子どもたちにまつわる痛々しい事件が多発しております。例えば家庭において、核家族の問題や育児放棄・幼児虐待といった本来であれば宝物のように大切に育てられるはずの命が、親の手によって摘み取られてしまうといった事件はその最たるものではないかと考えます。
 これらの問題は、子どもたちの育成環境の中で、人とのつながりが希薄になってきている事が大きな原因であり、それらの問題解決に必要な事は、親世代が子どもたちへ積極的な関わりをしていくことです。
 今後の日本の将来を担う子どもたちの成長において、親世代の我われが必要である事を自覚しなくてはなりません。子どもたちは、無限の可能性を持った光り輝く宝であり、その光は育成環境によって、如何様にも変わります。親世代の大人として、子どもたちに対し、どのように接していかなくてはならないかを改めて学び、考えていかなくてはなりません。親は、子どもたちが親となる時の鏡であり、子どもたちを正しい大人へと導く事は、親世代としての責任であります。私たちは、親世代としての自分自身の行動も省み、子どもたちと正面から向き合う事で、親と子の絆が築かれるのです。また、この地域に住まう大人として、これまで受け継がれている伝統や歴史、魅力といったかけがえのないものを子どもたちに伝え、地域の大人としても責任を果たしていかなくてはならないと考えます。地域の大人として子どもたちに接する事で、地域の人と人との絆が生まれ、子どもたちの中にこの地域に住んでいる一人なのだ、という事を認識する事で出来、それが「ふるさと ところざわ」に対する誇りを植え付ける事になり、郷土愛の醸成につながると考えます。
 2011年度、自分自身、自分の家族での立場、地域での立場をもう一度足元から見直し、人との絆を大切にしてまいります。そして社団法人所沢青年会議所の副理事長として、自分の青年会議所内での立場をも深く考え、平岩理事長を支えるべく、所沢の子どもたちに郷土愛の醸成、人と人との絆の構築、未来への成長のために、一所懸命活動・運動してまいります。