【2021年度理事長所信】

 

真剣勝負

~本気で挑むことが成長となる~

 

はじめに

 〝真剣勝負〟これは、中学生の頃から始め今も続けている柔道で学び、私の人生において常に心に留めている言葉です。この言葉を聞くと勝ち負けだけをイメージしがちですが、真剣勝負をするためには、本気で準備をする必要があります。本気で準備をすることで、それまで気付くことができなかった欠点を発見し、克服できるようになりました。さらには本気で準備をした分、勝った時の喜びは大きく、結果負けてしまったとしても、次に繋がる成長とすることができました。

 青年会議所においても同じことが言えると私は考えています。事業目的の達成に向けて本気で準備をすることで、新たな問題を見つけ出し、それを解決しながら成功を目指す。準備を怠れば失敗する可能性は高くなり、新たな発見をすることなく成長の機会を逃すことになります。青年会議所活動・運動で大切なことは、一人ひとりが準備段階から本気で考え、仲間と共に取り組むからこそ目指せる、大きな目標に向かって挑み続けることです。

 青年会議所活動・運動を行うにあたり、家族や会社など多くの方々から支えがあることを忘れてはいけません。私達の成長こそが支えていただいた方々への恩返しとなり、ひいては、この地域の明るい豊かな未来に繋がります。私達、公益社団法人所沢青年会議所は、まちのため、ひとのために一人ひとりのメンバーが真剣勝負で活動・運動を行ってまいります。

 

活気溢れる未来に向けて

 (公社)所沢青年会議所は航空発祥の地をはじめ、多くのところざわの魅力を発信し続けてまいりました。しかし、ところざわの魅力をまだ知らない方も多くいます。新たな魅力としての期待が高まるところざわサクラタウンがオープンし、所沢駅前再開発、西武ドームのボールパーク化、西武園ゆうえんちのリニューアルなど、ハード面による更なる発展が期待される今、私達は魅力溢れるこのまちの情報を広く発信してまいります。ところざわの魅力を知る方々が増えることで、その魅力を誰かに伝えたいと思っていただくことができると考えます。更には魅力を知った人々が、このまちに訪れることでまちが活気に溢れるのです。

 私達(公社)所沢青年会議所は活気溢れるまちの未来を理想とし、時には私達が行ってきたまちづくり運動を振り返り、行政や他団体とも連携しながら、真剣勝負でまちづくりに挑んでまいります。

 

子ども達に思いやりの心を

 私は幼少の頃より、一緒に遊ぶ仲間や共に汗をかく仲間に対し、思いやりを持つことの大切さを学ぶ機会に恵まれていました。それは大人になった今でも、私に大きく影響を与えています。この学びは、両親だけではなく、指導者や地域の大人から教えてもらえる環境にあったことが大きいと感じています。

 現在、スマートフォンが当たり前のように普及し、対面せずとも相手と関わりを持つことができる時代になりました。私は時代が変わっても、子ども達には思いやりの心を大切にして欲しいと考えています。思いやりの心とは、誰かのために行動を起こしたいと、自分の中から湧き上がる気持ちや、自分を支えてくれる人に心から感謝して、その恩を誰かに返したいと思う気持ちです。

 私達は地域の大人として、子ども達が共に過ごす仲間と真剣に取り組む機会を提供し、相手への感謝を醸成し、思いやりの心を育んでまいります。また、今年はわんぱく相撲埼玉ブロック地区大会の主管を務める青年会議所として、市内だけではなく、埼玉県内の子ども達へも私達の想いを伝えてまいります。

 

まちの発展に貢献するひとづくり

 私は(公社)所沢青年会議所に入会し、同じ志を持った仲間から得られる様々な経験によって、多くのことを学びました。様々な職種や人生経験を持つ仲間との出会いは、仕事にも繋がり、社会的な責任のある大人となるための大きな学びになっていると実感しています。私達は、同じ志を持った仲間が一丸となり、活動・運動をしていくからこそ、大きな勢いを生み、まちに影響を与える組織であり続けていられるのだと思います。これからも影響をあたえる組織であるために、メンバー間の繋がりを大切にしてまいります。

 そして、まちに影響を与える組織であり続けるためには、私達一人ひとりが地域を牽引するリーダーになる必要があります。常に新しいことにアンテナを張り、固定観念に捉われず視野を広げ、新たな視点を学び、メンバーだけではなく、地域の方々を巻き込み、共に学ぶことでこのまちの発展に貢献するひとづくりに繋げてまいります。

 

新たな出会いを仲間に繋げる

 青年会議所で出会い、共に活動・運動に取り組んだ仲間は一生の友となります。一生の友が増えると思うだけで、私はワクワクが止まりません。そして、一生の友となる仲間を増やすためには会員拡大が必要となります。ただし、会員拡大とはただ会員が増えれば良いということではありません。青年会議所の意義や目的、(公社)所沢青年会議所の歴史や伝統を理解し共感する仲間がいなければ、このまちに影響を与え続けることはできないのです。

 私達が活動・運動を発信し、このまちに影響を与え続けるためには、同じ志を持った仲間の存在は欠かすことができません。その仲間が多ければ多いほど大きな力となり、影響力を高めることができます。私達が、影響を与える組織であり続けるためには、同じ志を持った仲間を増やし、(公社)所沢青年会議所をより魅力的な組織に繋げていく必要があります。そのために、メンバー全員で会員拡大を行い、新たな出会いを、同じ志を持つ仲間へと繋げるため、青年会議所の魅力を一人ひとりのメンバーが自らの言動をもって伝え、新たな出会いに繋げてまいります。

 

終わりに

 私は入会当時、青年会議所活動・運動を行っているメンバーを見て羨ましく思いました。なぜそのように見えたのか。それは、仲間と力を合わせ全力で立ち向かっていく姿があったからです。どんな困難にもひるむことなく乗り越えていく様は、私が今まで経験してきた真剣勝負の場面に共通するものがありました。私は、その姿に刺激され、自分も一歩踏み出そうと決意しました。

 それから私は、一つひとつ目的に向かって本気に考え、青年会議所活動・運動に取り組んでまいりました。その中でも、埼玉ブロック協議会の役員に出向した際には、多くの真剣勝負の機会に恵まれました。(公社)所沢青年会議所を飛び出し、埼玉県内各地青年会議所メンバーとのたくさんの真剣勝負は、時に辛く、投げ出したくなる時もありましたが、多くのメンバーに支えられ、やり切ることができました。その経験を通じて、仲間の大切さを学び、自分自身がどれだけ本気で考え全力で取り組む事が大切かを改めて学びました。そして、一生の友と呼べる多くの仲間を得ることができました。

 一人では乗り越えられない勝負でも、信頼しあえる仲間となら勝負を挑み困難を乗り越え、自己成長することができます。信頼しあえる仲間と本気で考え行動し、ところざわに良い影響を与えて行きましょう。私は、(公社)所沢青年会議所2021年度の理事長として、常に真剣勝負を意識し、青年会議所活動・運動に邁進してまいります。